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基礎知識

API連携で実現する、SEOに強いコンテンツマーケティング。その実装から運用まで。

Webサイトの流入強化に必携のコンテンツマーケティング。構造的にSEOに強い仕組みを安定運用するなら管理が用意なCMSとマーケティングデータの連携が不可欠です。

SEOに強いコンテンツマーケティングを行うには、検索エンジンの理解しやすいサイト構造に対して、柔軟に対応できるシステムが望ましいしょう。SEOに適した仕組みを実装まで手間をかけずに行うには、コンテンツを管理するCMSと点在するデータを接続するAPIを連携するのが理想的です。また、長期的に安定した運用にはセキュリティにも強い仕組みを導入しましょう。

API連携とは

APIは、ソフトウェアやアプリケーションが他のシステムと通信するためのインターフェースです。API連携することでデータや機能を要求したり、他のシステムにデータを送信したりすることができます。

例えば、Webサイト上でGoogleマップの地図を表示する場合、Google Maps APIを使用してWebサイトとGoogleマップのシステムを連携することができます。また、SNSアプリケーションで他のアプリケーションのユーザー情報を取得する場合、そのアプリケーションのAPIを使用してデータを取得することもできます。

API連携により、異なるシステム間でのデータの受け渡しや機能の利用が容易になります。また、システムの拡張性や柔軟性が向上し、開発効率も向上することが期待されます。

API連携で実現できること

API連携を使用することで、以下のようなことが実現できます。

  • データの共有

異なるシステム間でデータを共有することができます。たとえば、顧客情報を別のシステムに送信したり、他のシステムからデータを取得できます。

  • 機能の利用

別のシステムの機能を利用できます。たとえば、メール送信機能や支払い機能など、他のシステムが提供する機能を自分のシステムで利用できます。

  • システムの連携

異なるシステム間を連携し、システム全体のパフォーマンスを向上できます。たとえば、在庫管理システムと注文管理システムを連携し、在庫の自動更新や注文の自動処理を実現できます。

  • プラットフォームの拡張

自社のシステムを他のシステムやアプリケーションと連携できます。たとえば、SNSアプリケーションを開発する際に、他のアプリケーションのAPIを使用してユーザー情報を取得できます。

  • データの統合

異なるシステムから取得したデータを統合できます。たとえば、複数のデータソースから取得したデータを統合して分析できます。API連携により、システム間の連携やデータの共有が容易になり、システムの機能や効率を向上します。

実装から運用まで

API連携の実装から運用までの一般的な手順は以下の通りです。

  • 目的の定義

API連携を行う目的や必要な機能を定義します。どのようなデータを保有し、どのデータと接続する必要があるのか、また、どのようなタイミングで連携するのかを明確にします。

  • APIの選定

目的に合ったAPIを選定します。APIのドキュメントや仕様を確認し、必要な機能やデータを提供しているかを確認します。また、APIの利用規約や認証方法が自社のセキュリティ基準に沿っているか確認します。

  • APIの実装

選定したAPIを実装します。APIを呼び出すためのコードを開発し、必要なデータやパラメータを設定します。また、APIの認証やセキュリティについても考慮する必要があります。

  • テスト

実装したAPI連携をテストします。正しくデータや機能が共有されるか、エラーハンドリングが適切に行われるかなどを確認します。テストデータやテストシナリオを用意し、各種ケースを網羅的にテストすることが重要です。

  • デプロイ

テストが完了したら本番環境にデプロイします。本番環境での動作やパフォーマンスを確認し、必要に応じて調整や最適化を行います。

  • 動作確認とメンテナンス

APIが本番環境で稼働している間は、定期的な動作確認とメンテナンスが必要です。APIの動作やパフォーマンスを確認し、問題が発生した場合には適切に対応します。また、APIのバージョンアップやセキュリティ対策なども定期的に実施します。

  • ドキュメントの作成

API連携の仕様や利用方法をドキュメント化します。APIの利用者や開発者が理解しやすいように、サンプルコードや利用例を含めると良いでしょう。

  • サポートと改善

API連携を利用する他のシステムや開発者からの問い合わせやフィードバックに対応し、必要な改善や機能追加を行います。APIの利用者とのコミュニケーションを通じて、API連携の品質や利便性を向上させることが重要です。

API連携の実装から運用までには、慎重な計画とテスト、適切な動作確認とメンテナンスが必要です。また、利用者とのコミュニケーションを通じて、API連携の改善や拡張を継続的に実施します。

SEOに強いコンテンツマーケティングの実現に向けて

勤怠管理システムをAPI連携し、各プロジェクトにどの程度の時間と人員が使われているのか管理しやすくします。部門内のスケジュールだけでなく、人事部門であれば業績評価と連動したり、リソースの最適化に向けた人員配置も行えるようになります。

ECサイトでの販売フローを自動化することで、運営の効率化が期待できます。複数のシステムで機能とデータをAPI連携し、開発の効率化やコスト削減、公開データの活用、セキュリティ向上など、数多くのメリットを生み出すことができます。

SEOに強いコンテンツマーケティングの実現に向けて

SEOに強いコンテンツマーケティングを行うには、検索エンジンに強いだけでなく、運用負荷やセキュリティにも考慮したシステムを構築していきましょう。Webを取り巻く環境は変化が激しく、コンテンツ管理者、システム担当者、マネジメント担当者が連携して最適化を続けていく必要があり、CMSやAPIといった開発やメンテナンスは専門サービスを選ぶことも検討しましょう。SITE PUBLISであれば、セキュリティの観点はもちろん、専門スタッフが並走してサポートしますので、安心して導入いただけます。

「課題解決の一例」

01.企業コンセプト / 02.サイトデザイン / 03.マルチデバイス対応 / 04.問い合わせ誘導05. CVのハードルを低く / 06.商品 / 顧客情報連携 / 07.ヒューマンエラー回避/08.サイト更新が簡単に / 09.サイト運営費用 / 10.自然検索からの流入 / 11.アクセス数